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| タイトル | チェンジング・レーン |
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| 原題 | CHANGING LANES |
| 公開年 | 2002 アメリカ |
| 監督 | ロジャー・ミッチェル |
| 出演者 |
ベン・アフレック サミュエル・L・ジャクソン キム・スタウントン トニ・コレット |
| 内容 | ニューヨーク、マンハッタンのハイウェイ。敏腕弁護ギャビン・バネックは遺産の信託を巡るサイモン・ダンの遺言検定法廷に出廷するため、急いで車を走らせていた。一方、隣の車線を走っているドイル・ギブソンは別居中と妻と子供の親権問題を裁定するため、ギャビンと同じように裁判所へ向かっていた。 焦っていたギャビンは車線変更をしたため、ドイルの車とぶつかり、接触事故を起こす。ギャビンはドイルとの話し合いの時間も持たず、白紙の小切手だけを渡して、ドイルを置き去りにして車で立ち去る。その時、ギャビンはファイルを落としていた。 ぎりぎり裁判所に間に合ったギャビンだったが、権利委託書を入れたファイルが見つからず、裁判の審理は中断。今日中に提出しなければ、詐欺罪で訴えられる可能性もあるため、裁判長に取りに戻るといって、裁判所を出る。 一方、ドイルは裁判所に着くのが20分遅れたために、裁定が下ってしまい、親権は妻に行ってしまう。失意のドイルは持っていたギャビンのファイルをゴミ箱に捨ててしまうが、そこへギャビンが車で現れ、ファイルを返してほしいと頼む。ドイルは捨てたと言って、その場を立ち去るが、良心の呵責からファイルを拾う。 追いつめられたギャビンは、不倫相手のミシェルに相談し、ハッカーのフィンチを紹介してもらうと、銀行のコンピューターに侵入して、ドイルの銀行口座をロック。ドイルの職場に脅しの電話をかける。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆☆★ |
| 評 | 車線変更による事故で運命を変えられた二人の男の映画。 時間軸で見れば、ほぼ半日の出来事なのだが、とてもそうは思えないほど中身が濃い。 この映画の見所は何と言っても二人のすれ違いからくる子供の喧嘩のような復讐合戦。 事故のせいで裁判に遅れ親権を失ったドイル(サミュエル・L・ジャクソン)に後から裁判所に提出するファイルを事故現場に忘れたギャビン(ベン・アフレック)がドイルに返してくれるように頼むのだが、それを無視されたため、ハッカーを使ってドイルを破産させてしまう。ドイルの方も良心を感じて、本当はファイルを返す気だったのにギャビンの脅迫を聞いて、激怒。交渉に応じようとしたものの、口座のロック解除が間に合わなかったために家のローンも不成立。ドイルは今度はギャビンの車に細工し、事故に遭わせようとする。怒ったギャビンは今度は……という感じで、無意味な復讐戦を続けていく。 これがどちらかが善でどちらかが悪なら、ただのアクション映画で終わったかもしれないが、どちらも根っからの悪人でなく、復讐をするたびに良心の呵責にとらわれるのだが、自分にとって致命的な復讐をされるのでやむにやまれず復讐行動に出てしまうと言う人間くささが感じられるのがよい。 そして、終盤で二人が互いに責任を果たし、和解した時、今まで悪徳弁護士の世界に染まってきたギャビンが弁護士としての善に目覚め、ドイルのために尽力するところが感動的。 まさか中盤までの展開からこんな感動映画に仕上がるとは予想できなかった。 惜しむらくはドイルはどう見ても真面目でいい人で、もう少しドイルの気持ちを理解してやる人間がいてもいいはずなのに、まわりの人間がトラブルを持ち込むと言うだけでことごとく彼を見離してしまったのはちょっと解せなかった。 |