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タイトル リーマン・ジョー
原題 JOE SOMEBODY
公開年 2001 アメリカ
監督 ジョン・パスキン
出演者 ティム・アレン
ジュリー・ボウエン
ヘイデン・パネティエーリ
ジム・ベルーシ
グレッグ・ジャーマン
内容  ミネアポリスの製薬会社でCMビデオの製作に携わる社員ジョー・シェファーは昇進の見込みもなく、妻にも逃げられ、諦めの人生を送っていた。そんなある時、12歳の娘ナタリーを職場見学に連れていったジョーは、勤続10年以上社員専用の駐車場に入社7年目のマーク・ストッキニーが割り込んで駐車したことに腹を立て抗議するが、逆に殴られのされてしまう。
 娘の前で恥をかかされ、出社拒否のジョーが会社を訴えるのを心配して、上司のジェレミーは健康事業主任のメグ・ハーパーをジョーの家に送り込む。メグの励ましを別の解釈で受け取ったジョーはマークへのリベンジに燃え、猛特訓を開始。会社でも二人の対決で盛り上がり、ジョーは人気者になってしまう。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 駐車場の喧嘩で同じ会社の男に娘の前でのされ、屈辱を味合わされたサラリーマンがリベンジに燃えるコメディ映画。
 「ベストキッド」のサラリーマン版ともいうべきか。
 サラリーマンのジョーが会社の男との再戦で勝つために空手を習うなどのトレーニングに励むのはいいのだが、二人の対決が社内で賭けとして盛り上がっていることを考慮しても、それがきっかけでいきなり会社の人気者になるという展開だけはどうしても納得がいかない。しかも、短期間の練習だけでスカッシュがうまくなったり、空手の師匠より強くなったりするのはいくらなんでも都合良すぎ。
 途中から勝ちが見えたような展開となると、今度は今のジョーより前のジョーに好意を抱いていたメグとの恋愛話となり、さらに上司のジェレミーがジョーに嫌がらせする話となって、最初の会社の男の再戦の意味合いが弱くなってしまう。
 結局、メグの希望通り、勝負するのはやめるのだが、よく考えたら、勝負をすると言い出したのはおまえじゃないかと突っ込みたくなってしまった。盛り上げるだけ盛り上げて、勝手に幕を引いて、自分は好きな女性と結ばれるという偉く自分勝手な男で、一人で浮かれまくったジョーはこの映画では全く価値がない。もちろん、映画のストーリーもだが。
 ただ、メグ役のジュリー・ボウエンのおせっかいで変に生真面目でおっちょこちょいなところがテレビ・シリーズ「エド〜ボーリング弁護士」のキャロル・ベッシーそのものの演技で、決して美人という感じではないのだが、彼女のキャラクターには存在感があった。それから、ジョーの娘役のヘイデン・パネティエーリも相変わらず大人の顔と子供の顔を使い分ける表情豊かな演技で上手い。