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| タイトル | イナフ |
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| 原題 | ENOUGH |
| 公開年 | 2002 アメリカ |
| 監督 | マイケル・アプテッド |
| 出演者 |
ジェニファー・ロペス ビリー・キャンベル テッサ・アレン ジュリエット・ルイス ダン・フッターマン ノア・ワイリー |
| 内容 | 喫茶店でウェイトレスをしていたスリムは自分を賭けの対象にした客から自分を守ってくれたミッチという男とそれが縁で親しくなり、結婚する。ミッチは建設会社の経営者で、スリムは何不自由にない大邸宅での暮らしが約束され、さらにグレイシーという娘も生まれ、スリムにとって幸せな毎日が続いた。ところが、グレイシーが5歳になった時、ミッチの浮気を責めたスリムはミッチに逆に激しい暴力を受け、夫の本当の姿に恐怖を感じるようになる。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 暴力夫から娘を守るために戦う妻の映画。 前半は浮気がばれて逆ギレした夫ミッチから娘を連れて逃げる妻スリムの逃避行を描いたサスペンス・ドラマで、次々とミッチが追っ手を送り込んで、スリムを追いつめていく展開から、最後はどうなるのかと楽しみにしていたが、終盤、裁判に勝てないと弁護士に告げられた途端、スリムが格闘トレーニングを積み、ミッチを正当防衛に見せかけて殺すというとんでもない方法に出る。正直、驚いたというより呆れてしまったが、あれだけミッチをボコボコにして正当防衛が成り立つのかがよくわからない。策略を巡らすのなら、もう少し賢い方法があるような気がする。ミッチを倒すために黒人の男からトレーニングを受けるシーンがなにか別ものの映画を観ているような感じで苦笑いしてしまった。 それと、ミッチの共犯者の刑事は結局、スリムの追跡劇以降、出番がなくなってしまったが、映画の展開上、彼にも何らかの罰を受けるシーンを作るべきではなかったか。また、何でも不自由なく手に入れられるミッチがスリムに固執する理由もよくわからない。 映画としては、夫の暴力の恐怖を描いた映画というより、夫の暴力に立ち向かうため、トレーニングして格闘で夫を倒す妻のアクション映画として観た方がいい気がする。 |