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| タイトル | ストーカー |
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| 原題 | ONE HOUR PHOTO |
| 公開年 | 2002 アメリカ |
| 監督 | マーク・ロマネク |
| 出演者 |
ロビン・ウィリアムズ コニー・ニールセン ミッシェル・バルタン ディラン・スミス |
| 内容 | サイ・パリッシュはディスカウント・ショッピングセンターの一角にある写真カウンターで働いている。彼は20年以上写真を扱ってきたプライドから機械任せのスピード現像でも手抜きをせず、最良の写真仕上げにこだわっていた。 そんな彼の秘かな楽しみは、彼の写真カウンターの常連客ニーナ・ヨーキンが現像に持ち込んでくる家族写真であった。ニーナは夫ウィルと子供ジェイクの三人家族で、サイは彼らの写った写真を自分の分まで余分に焼き増しし、自分の部屋の壁に何千枚も貼り付け、自分もヨーキン一家の一員であるという思いに浸るのであった。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | ストーカーに走る孤独な中年男の映画。 ストーカー映画というと、自意識過剰で狡猾で執拗に標的を狙うある種サイコ・サスペンス的な作品が多いが、この作品は現像を頼みに来た客の幸せな家族写真に自分の人生を結びつけてしまったばかりに、人生を狂わせてしまう孤独な中年男の哀愁が描かれていていて人間ドラマの色が濃い。 サイにとっては、写真現像のプロとしての仕事ぶりと自分がヨーキン一家の一員だと心の中で思いこむことで、自分の中の空虚な人生を埋めてきていたのだが、それがニーナ・ヨーキンの夫ウィルの浮気で自分の心の中で抱いていた幸せな家族の幻想が崩壊し、さらに仕事をクビになることで自分が長年積み上げてきた努力も信用も何の意味もなく、ただの一店員に過ぎなかったという現実を思い知らされ、最後はサイ自身もう感情の赴くまま、払い切れぬ怒りのベクトルへと進んでいく。 主人公サイの動機が純粋に嫉妬や孤独感から来るものであるため、映画を見終わった後は寂しさだけがつきまとう。 この映画で少年との関わりという意味でエヴァンゲリオンのフィギアが三度象徴的なシーンで使われており、意図的にこのフィギアを使用したのか、たまたまこのフィギアを使用したのかは気になるところ。 |