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タイトル アイ・スパイ
原題 I-SPY
公開年 2002 アメリカ
監督 ベティ・トーマス
出演者 エディ・マーフィ
オーウェン・ウィルソン
ファムケ・ヤンセン
ゲーリー・コール
マルコム・マクダウェル
内容  国家保安局BNSのスペシャル・エージェント、アレックス・スコットは、盗まれた最新ステルス戦闘機〈スイッチブレイド〉が武器商人アーノルド・ガンダースに売り渡された情報をつかみ、〈スイッチブレイド〉奪還のため、ガンダース主催で行われるブダペストの欧州ミドル級タイトル試合に出場する無敵のプロ・ボクサー、ケリー・ロビンソンの協力を得て、前夜祭パーティの行われるガンダース邸に侵入する。
おすすめ度 ☆☆★★★
 スパイ・アクション・コメディ映画。
 TVシリーズ「アイ・スパイ」の映画化だが、基本的には別物。
 よくある白人・黒人コンビのアクション映画だが、エディ・マーフィとオーウェン・ウィルソンによるおふざけの度合いが高く、緊張感がない上、ストーリーが薄っぺらい作品となっている。この映画の売りであるスパイ・グッズはコンタクト・レンズ型カメラも含めて、それほど活用されているとも言えず、スパイ・アクションものとしては拍子抜け。
 そもそも、キャラクター設定からして、プロ・ボクサーのケリーが大統領の依頼でいきなりスパイの仕事を引き受けたり、国家保安局BNSのエージェントのアレックスがいくら有能なスパイのカルロスより実績が劣るからとはいえ、危険な任務を行わせるのに所持するスパイ・グッズに差を付けるというのも不自然。
 役者面でもエディ・マーフィとオーウェン・ウィルソンのコンビがどちらも笑いをとろうとして、ぶつかりあっているため、今ひとつギャグのテンポがかみ合わない。
 映画としては終盤、レイチェルとカルロス、どちらが裏切り者なのかで無意味にゴタゴタし、本来、悪の親玉であるガンダースがほとんど活躍することなく追いやられてしまい、盛り上がりに欠けた。奪還目標であったステルス戦闘機〈スイッチブレイド〉もほとんど活躍の場がなかったのも残念。せめて、ガンダースが〈スイッチブレイド〉に乗って、アレックスたちに襲いかかるぐらいの場面が欲しかった。
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