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タイトル ボイス
原題 --
公開年 2003 韓国
監督 アン・ビョンギ
出演者 ハ・ジウォン
キム・ユミ
チェ・ウジェ
チェ・ジヨン
ウン・ソウ
内容  ジャーナリストのジウォンは援助交際の記事を書いたのがきっかけでストーカーにつきまとわれ、親友のホジュンと投資会社のCEOである彼女の夫に相談し、ホジュンの別宅を借りることにした。その家に住むことになった夜からジウォンは不思議な出来事に遭遇する。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 携帯電話を使って幼女に乗り移った女子高生が起こす恐怖を描いた映画。
 宣伝CMの印象だと、単純に「リング」のパクリ映画かと思ったが、観た感じではラスト以外は、それほど似ているという印象はなかった。
 前半は高い音を鳴らしたり、突然暗がりから人が現れたり、現実だと思ったら幻覚だったというシーンなど古くさい恐怖演出の乱発で失望したが、後半は恐怖映画というより犯罪サスペンス映画となり、かなり緊張感が高まった。ラストは一応、決着をつけているところはよい。
 ただ、不満な部分も多い。
 例えば、携帯電話だが、ジウォンの前の電話の所有者たちが電話から聞こえる声に恐怖を抱き変死をとげているが、はっきりいって、携帯電話なんか、嫌なら新しいのを買い替えるなり、壊せばいいわけで、死に至るまで持っているというのは不自然。
 また、ジニの幽霊がジウォンの使っているパソコン画面上にジニの携帯電話の番号を表示させられるのなら、事件の真相を文字でジウォンに伝えることも出来そうな気がするのに、なぜジウォンに携帯電話を持たせるというまわりくどい方法を取ったのか。ヨンジュに乗り移るのが目的だと解しても、ヨンジュに乗り移ったジニは結局、ただ喚いたり、嫌がらせしただけで、ホジュンに復讐するような行動は取らなかったし。
 それと、ジウォンを狙ったストーカーが携帯電話の声を聞いた後、どうなったのかのフォローがない。その後のストーリーにも絡まないし、結局、ストーカーの存在は無意味だった気がする。
 同じことはヨンジュにも言え、最後はどうなったのかのフォローが欲しかった。
 全体的に恐怖映画の割にメインのキャラが皆恐怖に免疫があるのか、怯えるシーンがほとんどなく、結構冷静なのもどうかと思った。
 その他では、住宅の中やオフィス内に生活感が感じられず、いかにもセットという感じがするのも気になった。
 役者的にはジウォン役ハ・ジウォン、ホジュン役キム・ユミ、ジニ役チェ・ジヨンなど女優陣は皆かわいく、文句なし。ホジュンの娘ヨンジュは怪演は映画で観ると、ただ大袈裟に演じているだけという感じ。「エクソシスト」のリンダ・ブレアにはまだまだかなわない。