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タイトル メイド・イン・マンハッタン
原題 MAID IN MANHATTAN
公開年 2002 アメリカ
監督 ウェイン・ワン
出演者 ジェニファー・ロペス
レイフ・ファインズ
ナターシャ・リチャードソン
スタンリー・トゥッチ
ボブ・ホスキンス
タイラー・ガルシア・ポジー
内容  マンハッタンの五つ星ホテル”ペレスフォード”で客室係として働くマリサは息子タイとブロンクスのアパートで暮らすシングル・マザー。ある日、スイートルームに泊まる社交界一のプレイガール、キャロラインに部屋にある服の返却を頼まれたマリサだったが、同僚ステファニーにそそのかされ、キャロラインのスイートルームで彼女の服を着てしまう。そこへ偶然、タイがエレベーターで知り合った上院議員候補のクリス・マーシャルを連れて、入ってきた。クリスはマリサを見て、一目惚れ。マリサはタイの希望で仕方なくクリスと一緒に犬の散歩に同行する。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 シングル・マザーのホテル・メイドと上院議員候補のひとときの恋を描いたシンデレラ・ストーリー。 「ブレッド&ローズ」+「シンデレラ」といったところか。
 身分違いの恋をテーマにしているのだが、マリサは副支配人になれるほど実力があり、同僚からの人望もある。おまけに洋服事件が発覚し、ホテルを解雇されても次の働き先がすぐに見つかるなど性格的に前向きで、別に恋が実を結ばなくても不幸という感じがしない。そのため、恋愛映画の割にロマンチックな部分があまりない。
 一つ気になったのは、マリサほど職務に忠実な女性が同僚に勧められたからと言って客の服を着てしまうというメイドとしてあってはならない行為をしてしまうというのは不自然な気がする。一人でいる時に魔が差して着てしまうのならわかるが、もし解雇になって子供や母を路頭に迷わせるかもしれないことを考えれば、真面目な性格の彼女なら少なくとも同僚の前ではやらないと思う。
 このマリサのキャラに合わない行動によって、結果的に最後にマリサとクリスが結ばれたとしても、どこかしっくりこないものになってしまった。
 それと、全体的に見ると、タイがマリサとクリスを結びつけようと策を巡らしている様子が感じられ、ロマンチックな恋愛に水を差している印象。