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| タイトル | ムーンライトマイル |
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| 原題 | MOONLIGHT MILE |
| 公開年 | 2002 アメリカ |
| 監督 | ブラッド・シルバーリング |
| 出演者 |
ジェイク・ギレンホール ダスティン・ホフマン スーザン・サランドン ホリー・ハンター エレン・ポンペオ |
| 内容 | 1973年、ジョーは婚約者のダイアナと結婚して、彼女の父ベン・フロスの不動産業を手伝うはずだったが、ダイアナは結婚式の三日前にコーヒーショップで起きた発砲事件に巻き込まれ、亡くなってしまう。行き場のないジョーはダイアナの両親と一緒に暮らすことになるのだが…… |
| おすすめ度 | ☆☆★★★ |
| 評 | 結婚式三日前に娘を失った両親と婚約者の姿を描いた映画。 この映画の主人公ジョーは優柔不断で軽薄でお調子者というとんでもないキャラ。既に婚約者とは別れていたのに婚約者の死後も彼女の両親に責任を追及されたくないばかりに両親と一緒に住み、さらに新しい彼女バーティーとつきあい始めると、ダイアナの父の事業を手伝うふりをしてバーティーの働く酒場を売らせまいと秘密裏に妨害活動をする。おまけに最後には発砲事件の犯人を手助けするような発言。 映画自体は両親のダイアナの死の克服とジョーが新しい人生を踏み出すまでの映画なのだが、基本的に描かれるのはダイアナの両親の束縛から逃げたいジョーの姿であり、テーマと現実の映像とのギャップがこの映画の面白さだと思うのだが、今ひとつしっくりこない。 思うに、映画では生前のダイアナの映像も回想での映像も全くなく、ジョーがダイアナに思いを馳せるシーンもなかったため、ダイアナの死に対する現実感が観ている側に全く伝わってこないのが大きな問題だと思う。 おそらく監督はダイアナを見せずにダイアナを描きたかったのだろうが、ろくにダイアナのことを描かず、終盤でジョーが真実のダイアナの姿に目を向けるべきだと訴えさせても、そこに説得力は生まれないと思う。 |