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| タイトル | エデンより彼方に |
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| 原題 | FAR FROM HEAVEN |
| 公開年 | 2002 アメリカ |
| 監督 | トッド・ヘインズ |
| 出演者 |
ジュリアン・ムーア デニス・クエイド デニス・ヘイスバート パトリシア・クラークソン |
| 内容 | 1957年、コネティカット州でキャシー・ウィテカーは一流企業の重役フランクの妻として二人の子供を持ち、何不自由のない幸せな暮らしを送っていた。そんなある時、夫が路上に酔いつぶれ、警察に保護。キャシーは動揺を隠せぬまま、警察に身柄を引き取りに行く。その翌日、ウィテカー家で雇っていた庭師の息子レイモンドが父が亡くなったため、代わりにウィテカー家に訪れる。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆☆☆ |
| 評 | 白人重役夫人と黒人庭師の人種を越えた純愛を描いた映画。 ジュリアン・ムーアが幸せな大企業の重役夫人としての姿を取り繕うために内にも外にも問題を抱えながらも気丈に明るく毅然と振る舞う健気な姿を好演。さらにまわりに見せる作った笑顔と唯一心を開ける黒人庭師レイモンドに見せる優しい笑顔を見事に演じわけていて、久しぶりに役者の演技だけで心を打たれてしまった。「めぐりあう時間たち」でも似たような役どころを演じていたが、この作品の方が断然ジュリアン・ムーアの魅力を引き出している。 そして、黒人庭師との関係でも肉体的な繋がりの愛ではなく、互いに心のうちを見せ合える信頼関係に基づいた愛であり、昔の純愛映画のようで感動的。レイモンド役のデニス・ヘイスバートも渋くて紳士的でかっこよかった。 不満があるとすれば、キャシーが自分の子供たちに対してどこか他人行儀で、同性愛者の夫との離婚問題でも子供たちの心のケアにあまり関心を持っていないところ。キャシーの人間味を増すためにも子供にぐらいは心を開く場面があってもいいと思う。 |