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タイトル アンダーカバー・ブラザー
原題 UNDERCOVER BROTHER
公開年 2002 イギリス
監督 マルコム・D・リー
出演者 エディ・グリフィン
クリス・カッテン
デニース・リチャーズ
アウンジャヌー・エリス
チ・マクブライド
内容  白人至上主義組織「The Man」の悪事を阻むため、黒人と正義の味方「ブラザーフッド」のメンバーが銀行で作戦を実行中、もう一人の〈黒人の正義の味方〉アンダーカバー・ブラザーが銀行強盗して現れる。彼の行動力に期待して「ブラザーフッド」は彼を仲間に引き入れ、黒人の大統領候補パウトウェル将軍にチキン販売をやらせて黒人洗脳計画を企む「The Man」の組織に彼を潜入させる。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 黒人スパイ・アクション・コメディ映画。系統としては「オースティン・パワーズ」に近い。
 黒人文化を破壊しようとする悪の白人組織に立ち向かう正義の黒人組織という意外と在りそうでなかった構図のヒーローもので、敵の幹部はソウル好きだし、味方の組織には白人のメンバーがいたりと、既に社会的には対立の構図が崩れているのに組織間では対立しているというところが面白い。
 アンダーカバー・ブラザー役のエディ・グリフィンはロンドンブーツの田村淳に顔も芸風も似ているので妙な親近感もある。また、しゃべりで笑いをとるのではなく、アフロ・ヘアや怪しいカンフーなど小道具や行動で笑いをとっているところも好感が持てる。
 また、スパイグッズとして登場する伸縮するロンドンブーツや投げ櫛などを適材適所で効果的にかつ笑いをとるために使っているのもよい。
 特撮自体はそれほどすごくはないが、特撮にかける予算の使い方はうまいと思う。
 総評としては70年代のスパイ・アクション映画のパロディということでやや演出が古臭いのと、アンダーカバー・ブラザーが見た目の割にはパフォーマンス不足で活躍が地味に見えてしまうところが難点だが、この手のコメディ映画としてはなかなかお薦め。続編があれば期待できそう。