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タイトル セクレタリー
原題 SECRETARY
公開年 2002 アメリカ
監督 スティーブン・シャインバーグ
出演者 マギー・ギレンホール
ジェームズ・スペイダー
ジェレミー・デイビス
レスリー・アン・ウォーレン
内容  精神病院を退院した自傷癖の女性リー・ホロウェイはタイピストとして訓練を重ねた後、社会復帰のため、弁護士事務所を訪ねる。そこで弁護士のエドワード・グレイと面接し、秘書として採用されたリーは新しい仕事に張り切るのだったが、その夜、同級生のピーターとキスをしているところを本人の知らないところでエドワードに見られてしまう。リーに嫉妬したエドワードは翌日から神経質になり、リーに神経質なまでに厳しく接するが、時折優しさを見せるエドワードに好感を持っていたリーはサディスティックな要求にも真面目に応え、次第にそれが快感になっていく。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 サドの性癖のある神経質な弁護士とマゾに目覚めた自傷癖の秘書の危ない職場恋愛を描いた映画。
 SM描写のある映画というととかく外見の異常な部分ばかりが描かれがちで、この映画にも確かにマニアックかつエロティックなSM描写はあるが、サドとマゾの性癖のある人間の悩みや苦しみ、喜びなど心理面が丁寧に描かれ、さらにその解決法にまで迫っているところが素晴らしい。
 ストーリー的には、エドワードの方はリーに対しどんどんサディスティックな仕打ちがエスカレートしていくことに恐れを感じ、次第に彼女を避けようとするが、リーの方はエドワードの仕打ちがエスカレートすればするほど、彼を求めるようになっていき、ついに破局が訪れるという展開。最後はリーが自分の心を解放してくれたエドワードのために彼の命令を守って1週間に渡り飲まず食わずで事務所の机から動かず彼を待ち続け、ついに彼の心を開かせるところは感動的であった。
 不満な点としてはリーは自傷癖があり、内に悩みを抱えるタイプの割には少々行動が外向的かつ積極的すぎる気がした。