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タイトル ファム・ファタール
原題 FEMME FATALE
公開年 2002 アメリカ
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演者 レベッカ・ローミン=ステイモス
アントニオ・バンデラス
ピーター・コヨーテ
エリック・レブアニー
エドュアルド・モントート
内容  カンヌ国際映画祭メイン会場ル・パレ。映画祭ゲストのひとり、ダイヤのビスチェを纏うベロニカを誘惑し、トイレに誘い込んだ窃盗団のメンバー、ロールは彼女とキスをしている間にロールがベロニカから脱がせたダイヤのビスチェを隠れた仲間が奪う計画だったが、不審に思ってトイレに駆けつけたボディガードを仲間のブラック・タイが拳銃で撃ったことから事態は急転。ベロニカも殺そうとした彼からベロニカを助けたロールはダイヤのビスチェをタイから奪い、一人で逃走する。そして、偶然逃げ込んだ教会で誰かと勘違いした老夫婦に声をかけられ、慌ててまた逃げ出し、偽造パスポートの受け渡し場所のホテルへ向かう。しかし、そこで待ちかまえていた仲間に襲われ、ホテルの回廊から突き落とされる。そして、気がつくと、見知らぬ家のベッドで意識を取り戻し、さきほどの老夫婦に解放されていた。ロールは、夫と子を失い行方不明になっていたリリーという女性と間違われたのであった。リリーのパスポートを手に入れ、気分よく入浴していたロールだったが、そこへ本物のリリーが戻り、パスポートがないことを知って絶望し、浴室に隠れていたロールの目の前で拳銃自殺をしようとする。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 仲間を裏切り宝石を一人で持ち逃げした女の運命を描いたサスペンス映画。雰囲気的には同監督の「スネーク・アイズ」に近い。
 最近の映画には珍しい予知夢オチの作品だが、最初は人殺しは嫌う女性だったのに自分とそっくりの女の自殺を止めずに成り代わってしまって以後、性格が自分を守るためなら何でもやる性格に豹変するのでおかしな気はしてたが、あの自殺のシーンが彼女の中で自分の信念を曲げて生きるかどうかの選択だったと思うと、夢オチでも納得できた。それにしても、主人公レベッカの次から次への男を貶める悪女ぶりは徹底していてなかなか恐かった。そして、その分、レベッカの最後のかわいいヒロインぶりで何かホッとさせられ、デ・パルマ監督の演出の術中に見事に嵌められた気がした。
 坂本龍一の豪華絢爛ぶりを感じさせるBGMもよい。