cover
タイトル ウェルカム・トゥ・コリンウッド
原題 WELCOME TO COLLINWOOD
公開年 2002 アメリカ
監督 アンソニー・ルッソ & ジョー・ルッソ
出演者 サム・ロックウェル
ウィリアム・H・メイシー
マイケル・ジーター
アイザイア・ワシントン
アンドリュー・ダヴォリ
内容  自動車泥棒をしくじり、刑務所行きとなったコジモは、その刑務所で終身刑の囚人から一つの強盗計画を聞く。夢のような計画だが、自分が刑務所にいたのでは意味がない。そこでコジモは愛人ロザリンドに15000ドルで自分の代わりに刑務所に入る人間を捜すように頼むが、仲間ばかりが集まり、身代わりになる人間が見つからない。最後に見つけた負けっ放しのボクサー、ベロもドジをやらかし、コジモと同じ刑務所に入ってしまうが、コジモから強盗計画を聞き出すと、刑期が短いのを利用して、すぐに出所し、仲間と共に強盗計画を開始する。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 金庫破りコメディ映画。
 「オーシャンズ11」が盗みのスペシャリストを集め、大金を狙うオシャレな泥棒映画なら、この作品は特別な技能もない金が欲しいだけの連中を集めた野暮ったいコソ泥映画という感じだが、作品内容からいったらこの作品の方が断然面白い。製作にスティーブン・ソダーバーグとジョージー・クルーニーが名を連ねてるところからしても、意図的に「オーシャンズ11」のマイナーバージョンを作りたかったと見て取れる。
 悪知恵の働く負けっ放しボクサーのベロ、妻が服役中で一人で赤ん坊を抱えている写真家のライリー、泥棒から足を洗いたいが金のないベイジル、高所恐怖症で臆病なこそ泥老人トト、妹の結婚資金を欲しがっている倒産した実業家レオンなどメンバーの個性が技能はなくても職歴という形できっちり描かれているのがよい。
 特にこの作品が遺作となったトト役のマイケル・ジーターの情けない老人の演技ぶりは最高。亡くなったのが惜しい。それと刑事に裏金つかませたり、コジモからまんまと金庫破り計画を聞き出すなどかなり悪知恵が働くのに、仲間は裏切らず、義理を果たすベロのキャラクターが割と裏切り者の役の多いサム・ロックウェルにやらせたところは新鮮だった。
 後、足の不自由な元金庫破りのプロとしてジョージー・クルーニーが出ているのも気がきいている。
 映画としては低予算ながら、役者の個性も存分に引き出され、ストーリーもテンポがあって、ギャグ演出も素晴らしく、申し分のない出来。
映画前売り購入特典 ポストカード