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タイトル 山猫は眠らない2 -狙撃手の掟-SNIPER 2
原題 SNIPER2
公開年 2002 アメリカ
監督 クレイグ・R・バクスレー
出演者 トム・へレンジャー
ボキーム・ウッドバイン
エリカ・マロジャーン
内容  海兵隊を除隊し、今ではハンターツアーのガイドとして森の外れのトレーラーハウスで暮らしている伝説のスナイパー、トーマス・ベケットの元に軍情報部のマッケナ大佐とCIAのエクレスが訪れ、バルカン半島で民族浄化のため、イスラム教徒を抹殺している第23国防義勇軍司令官ヴァルストリア将軍の暗殺を非公式任務として依頼する。観測員として免罪と交換条件に元軍人の死刑囚ジェイク・コールが彼のパートナーとして加わり、ベケットはバルカン半島に乗り込むのだが……
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
 民族紛争で揺れるバルカン半島に潜入するスナイパー・コンビのアクション映画。「山猫は眠らない」の続編。
 刑事と軍人という違いはあるが、引退した主人公が上司から極秘任務を依頼され、免罪の代わりに任務を引き受けた黒人の囚人がパートナーになるところなどは「ワイルド・スピードX2」と同じ。終盤は「スターリング・ラード」なみの敵の凄腕スナイパーと主人公ベケットとの一騎打ちが展開される。ここでは、敵の軍が追いついてくる前に人質を無事に合流地点まで届けなければいけないタイムリミットが迫っている中での対決とあって、手に汗握る緊迫感がある。
 ストーリーだけなら、人気映画のいいとこ取りみたいな感じの作品だが、この作品はこのストーリーで前作「山猫は眠らない」でキャラクターを確立したベケットを主役にしたところに大きな意味がある。この作品はベケットを軸に話が進むため、ストーリー展開も理解しやすいし、何より彼に感情移入しやすかった。前作ファンなら、文句なく高い評価になると思う。
 役者としてはベケット役を演じたトム・ベレンジャーの演技のすばらしさに尽きる。前作から9年はたつが、前作のキャラクターを踏襲し、かつそのまま年期を経たように演じている。相棒のジェイク役ボキーム・ウッドバインも遜色のない演技。「暗い日曜日」でいい演技を見せたソフィア役のエリカ・マロジャーンは男一色の作品の中で唯一の女性なのに、ベケットからも厄介者っぽく見られてたし、活躍シーンも少なく、ちょっともったいなかった。
 印象深いシーンとしては、危険を冒してまで自分を助けに来たベケットに相棒のジェイクが理由を尋ね、そこでベケットは前作で自分が捕まった時、単身で助けに来てくれた相棒の話をするのだが、そのシーンが前作からのベケットの成長を感じさせ、感動的。