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| タイトル | “アイデンティティー” |
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| 原題 | IDENTITY |
| 公開年 | 2003 アメリカ |
| 監督 | ジェームズ・マンゴールド |
| 出演者 |
ジョン・キューザック レイ・リオッタ アマンダ・ピート ジョン・ホークス アルフレッド・モリーナ クレア・デュバル ジョン・マッギンリー ウィリアム・リー・スコット ジェイク・ビジー ブルート・テイラー・ビンス レベッカ・デモーネイ |
| 内容 | 豪雨の中、ジョージが車の修理をしていた時、妻アリスが車にはねられる。車に乗っていたのは女優カロラインと運転手のエド。エドはジョージと彼の息子ティミー、アリスをラリーという管理人のいるモーテルへ運ぶ。そこで電話をかけようとするが不通。仕方なく車で病院へ向かうが、途中で娼婦のパリス、新婚夫婦ルーとジニーと出会い、先の道が洪水で進めないことを聞かされ、モーテルへ一緒に引き返す。そんな時、囚人を移送する刑事ロードがモーテルを訪れる。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | モーテルに集まった10人を襲う恐怖を描いた心理サスペンス映画。 ストーリーや恐怖演出的には、FMTOWNS用ゲーム・ソフト「オルゴール」によく似ている。「オルゴール」で洗濯機の中に死体が入っていて、ゴトゴト音のするシーンがあったが、これが「“アイデンティティー”」の乾燥機に生首の演出に似ていたのも、少し気になった。 展開的には早い段階で死刑囚の脳内の出来事だと予測できるし、映画自体も終盤にさしかかる前に真実が明らかになるのだが、それ以降の展開に意外性が感じられないのが残念。 また、死刑囚の中の人格を一同につきあわせて、人格を一つ一つ消去して正常に戻すということを精神科医が審査側に対して行うのだが、たった一度の審査の日に都合良くそんなことが行えるのかというのもはなはだ疑問だし、死刑囚の中の人格が消えたか消えないかなんて審査する方は映画の観客と違って映像を見ているわけではないのだから、実際に正常になったかどうかなんてわからないし、死刑が明日に迫っていたとしても普通はこの一回の審査だけで死刑判決を覆すなんて事は考えられないと思う。 それと、最後の護送シーンは実に不可解。マスコミに注目されるような死刑囚の護送を運転手と医者一人の乗用車一台だけでするだろうか。まして、患者の状態が不自然になったからと言って、車を止める前に前部座席と後部座席の間の格子戸をためらいもなく医者が開けるなど、常識では考えられない。おまけにそれがきっかけに患者が医者を殺し、脱走するというありがちな展開になるし。せっかく、中盤までは素晴らしい恐怖演出だったのに、終盤の現実シーンに戻ってからは、同じ監督とは思えないくらい陳腐な演出で呆れた。ラストだけなら評価はもっと低くしてもいい。 |