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タイトル ティアーズ・オブ・ザ・サン
原題 TEARS OF THE SUN
公開年 2003 アメリカ
監督 アントワン・フークア
出演者 ブルース・ウィリス
モニカ・ベルッチ
コール・ハウザー
イーモン・ウォーカー
ジョニー・メッスナー
ニック・チンランド
内容  内戦下のナイジェリアからアメリカ国籍の女医リーナ・ケンドリックスの救出指令を受けたA.K.ウォーターズ大尉は軍用ヘリで現地入りし、7人の部下を連れて、リーナのいる教会を訪れる。しかし、難民の患者を置いていけないとリーナは拒絶。ウォーターズは難民も一緒に連れていく約束をして、リーナを騙して合流地点でヘリに乗せるが、ヘリで帰還途中、その教会に残った人々が反乱軍により虐殺されている現場を上空から目の当たりにして、引き返す決心をする。そして、ヘリには子供を乗せ、残った28人の難民を引き連れ、ウォーターズたちは60キロ先のカメルーン国境を目指す。
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
 難民救出戦争映画。
 四方が敵という状況の中で、難民を連れて、国境までの脱出を図るという展開は設定だけでもかなりそそられる。状況的には「ブラックホーク・ダウン」に近いものがあるが、難民救出という人道的な目的がある分、主人公たちに比較的感情移入しやすい。
 ウォーターズ大尉が今までは任務に忠実だったのに難民救出のために今回に限って任務を逸脱をしてしまう理由が判然としないのは気になるが、映画では下手に彼の心理描写をせず、淡々と行動する姿を描いているので、かえって男気があって渋く見える。久々にかっこいいブルース・ウィリスを観た印象。
 終盤で難民たちを救出するためにウォーターズの部下たちが次々と犠牲になっていくところはかなり手に汗握る展開、そして、さらにカメルーン国境線間際で怒濤の如く押し寄せる反乱軍を前にウォーターズたちが絶体絶命となった時に米軍の飛行機が駆けつけ、空爆で敵を一気に殲滅するというシーンを観た時には、御都合主義とはわかっていても、スカッとさせられる展開で感動してしまった。
 戦争映画として視点が公平性に欠けるのは重々承知の上でも、この映画は感動的であった。ある意味、戦争版「ダイハード」という形のアクション映画として観た方がいいのかも知れない。