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| タイトル | MUSA |
|---|---|
| 原題 | MUSA 武士 |
| 公開年 | 2001 韓国 |
| 監督 | キム・ソンス |
| 出演者 |
チャン・ツィイー チョウ・ウソン チュ・ジンモ アン・ソンギ |
| 内容 | 1375年、高麗は明の首都南京にチェ・ジョン将軍率いる4度目の使臣団を派遣。蒙古帝国の元を排除して建国した明と元の属国であった高麗との関係は険悪であったため、その関係修復のための使節団であった。しかし、途中で明の一軍に捕まり、あらぬ疑いをかけられ、砂漠地帯にある流刑地へ強制連行される。ところが、そこへ蒙古の騎兵団が現れ、明軍を襲撃。生き残った使臣団は高麗へ戻る決意を固めるが、途中で蒙古軍に囚われた明の皇帝朱元璋の娘芙蓉姫を救ったことから、明との国交回復の土産にと進路を南京城へ変更するのだが…… |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 蒙古軍の追っ手から明の姫を守る高麗軍の兵士たちの姿を描いた戦争アクション映画。 中盤までは中国版「ティアーズ・オブ・ザ・サン」という感じだが、槍使いで寡黙な奴隷ヨソル、わがままな芙蓉姫、頑固な将軍チェ・ジョン、策士の弓使い隊正チンリプなど漫画のようなはっきりとしたキャラクター作りがなされている上、戦闘シーンも個性があってかっこよかった。ただ、高麗軍のメンバーはみんなわがままで不平不満ばかり言って、最後の最後まで仲間同士で喧嘩し、あまり結束力がなかったので、終盤で仲間たちが次々に死んでいっても、あまり悲しみが伝わってこなかった。この辺は「ティアーズ・オブ・ザ・サン」の方が断然いい。 戦闘シーンはこの手の映画にしては人員が少なく、カメラが少ないのか、アングルのパターンも乏しい感じだが、切られて人の首が飛んだり、血が出たりするところなど、「英雄」よりリアルに作ってある。 中盤まで見る限りは良作の期待を抱かせたが、城の攻防戦に入ってからは、高麗軍の方は南京城に明兵の姿もなく船もなかったため、姫を守る理由がなくなり、蒙古軍の方も途中で皇帝が死に姫を取り戻す理由がなくなってしまう。このため、姫は中途半端な状態に置かれ、高麗軍と蒙古軍が目的のない虚しい戦いを繰り広げるのだが、このあたりは本当に虚しく退屈な展開。 ストーリー的には戦いの虚しさを描こうとしているのかも知れないが、仲間に結束力や友情、愛情が感じられないので、哀愁が伝わってこない。 せっかくいい展開だったのに終盤はだれていた。 一つ疑問な点は、最後の戦いの時、高麗軍はボロボロだったのに数の多い蒙古軍の方が結果的に全滅してしまった点。特に策にはまったわけでもないのに蒙古軍が負けた理由がわからない。映像的にも蒙古軍がやられてるシーンは少ないし。 |