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| タイトル | テキサス・チェーンソー |
|---|---|
| 原題 | THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE |
| 公開年 | 2003 アメリカ |
| 監督 | マーカス・ニスペル |
| 出演者 | ジェシカ・ビール ジョナサン・タッカー エリカ・リーアセン マイク・ウォーゲル |
| 内容 | 1973年8月18日、ワゴン車に乗ってテキサスの田舎道を走っていた男女五人は、危うく轢きそうになった放心状態で歩いている娘を乗せる。しかし、道中、ある標識を目にした途端、女性は錯乱し、股間から取りだした銃で頭を撃ち抜き、自殺する。警察に通報しようと、最寄りの給油所に立ち寄る。荒れ果てた店の女主人に通報を頼むと、保安官の返事は死体を製粉所まで運んできてくれと言うものであった。 仕方なく製粉所に向かうが、保安官の姿はなく、奇妙な少年がいただけであった。少年から保安官は自宅にいると聞かされ、エリンとケンパーがそこへ向かうが、そこは一軒家で車椅子の老人がいるだけ。電話を借りに家に中に入るエリン。エリンがなかなか戻らないため、ケンパーも家に入るが、突然現れたレザーフェイスにハンマーで殴られ、重い鉄の扉の奥へ運ばれていく。そうとは知らないエリンはケンパーの姿がないのを心配して、彼を捜しに製粉所へ向かう。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆☆★ |
| 評 | 五人の若者を襲うレザーフェイスのスラッシャー映画。「悪魔のいけにえ」を原案としている。 最初と最後でドキュメント風の記録映像と絡めるところなどで、リアリティのある恐怖感を出している。 全体的な構成はよくあるスラッシャー映画だが、恐怖演出は優れている。また、この映画のいい点は犯人が家族ぐるみであるところ。一見普通に見える人々も異常なのがレザーフェイスより恐い。おまけにレザーフェイスは家族には絶対手を出さず、標的にだけ手を出しているところもただの異常な殺人鬼ではないと言う印象を与えている。 一番の恐怖演出は、ケンパーを捜しに家に強引に上がり込んできたエリンたちに車椅子の老人が激怒し、合図すると、突然チェーンソーを持ったレザーフェイスが部屋の奥から現れ、エリンたちに襲いかかるところ。結構、度肝を抜かれた。 その他では、家族の中で唯一まともな少年がエリンを助けるところなども印象に残った。 気になる点としては、レザーフェイスはエリンに片腕を切断されたはずなのだが、最後の記録映像ではどうやって警官たちを殺せたのかはちょっと疑問点が残った。片腕でも凶器は振り回せるだろうが、エリンとの戦いでは結構深手を負ったし、警官突入までにどんなに治療したところで回復しているとは思えないのだが。リアリズムを重視した映画なら、最後までリアリティを追求して欲しかった。 それと、この映画で面白いと思ったのは、放心状態になっている娘を車に乗せたり、自殺した娘を律儀に警察に通報することを主張したりと、正義感のあるヒロインの選択が逆に事態を悪化させているという点。これが意図的なものだったら、この脚本家はなかなか優秀だと思う。 |