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タイトル ロスト・イン・トランスレーション
原題 LOST IN TRANSLATION
公開年 2003 アメリカ
監督 ソフィア・コッポラ
出演者 ビル・マーレー
スカーレット・ヨハンソン
ジョバンニ・リビシ
アンナ・ファリス
内容  ハリウッド・スターのボブ・ハリスがウィスキーのCM撮影のため、来日した。リムジンで滞在先のホテルに到着し、日本人スタッフからの歓待を受け、部屋に入ったボブだったが、息子の誕生日の不在を責める妻からのファクシミリに気持ちが落ち込み、時差ボケも重なって、眠れぬ夜を過ごした。一方、同じホテルに泊まるフォトグラファーの夫の仕事に同行してきた若妻シャーロットも、仕事に忙しい夫に取り残され、眠れないでいた。慣れない日本での滞在に不安と孤独を抱えたボブとシャーロットがある夜、ホテルで出会い、言葉を交わす。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 日本を訪れたハリウッド・スターとカメラマンの妻のひとときの恋愛を描いた映画。
 外国人の日本見聞録みたいな感じで、少々誇張されて描かれている面もあるが、外国人の目から観た日本という視点が素直に映像化されていてよいと思う。また、事実かどうかは別にして来日してくるハリウッド・スターの内面を見ることができ、興味深い。
 ただボブはハリウッド・スターにしては自由がありすぎるというか、もしものことを考えたら、夜の繁華街を単独で行動するような真似は、本人が主張しても、まわりのスタッフが許さないと思う。特に日本であれば、なおのこと、スターの安全には気をつかうと思う。
 さらにシャーロットと付き合うと言うことは不倫になるわけで、マスコミの餌食にもされかねないと思う。まあ、そうしたリアリティを追求すると、この話は成立しないので、あまりつっこめないが。
 とはいえ、ボブとシャーロットの関係は、辺境の地での寂しい者同士のひとときの恋愛という感じで、肉体的な関係ではなく心の繋がりとして描かれていたのは、温かみがあってよかった。
 シャーロット役のスカーレット・ヨハンソンの芸域の広さには今回も感心させられた。