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タイトル トロイ
原題 TROY
公開年 2003 アメリカ
監督 ウォルフガング・ペーターゼン
出演者 ブラッド・ピット
エリック・バナ
ショーン・ビーン
エリック・バナ
オーランド・ブルーム
ダイアン・クルーガー
内容  スパルタ王メネラオスとトロイの王子ヘクトルとの間で長年に渡る確執を集結させる宴が開かれた。そんな中、ヘクトルの弟パリスがメネラオスの妻ヘレンに恋心を抱き、生活に疲れていたヘレンもパリスの愛を受け入れたため、パリスはヘレンを感情の赴くまま、自国へ連れ去ってしまう。
 パリスの行為により屈辱を受けたメネラオスのため、そして己の帝国を強固なものにするためにメネラオスの兄で強大な力を持つアガメムノンは、トロイに4万のギリシャ軍を進軍させる。難攻不落の城塞都市を持つトロイのプリアモス王はギリシャ軍との全面戦争を決意。ギリシャ軍は最強の戦士アキレスをトロイに差し向ける。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 「イリアス」「オデュッセイア」などの叙事詩で語られたトロイとギリシャの全面戦争の映画化。歴史映画だが、ストーリーは叙事詩であり、あくまで架空の話である。
 原作と違い、映画には神々は登場せず、リアリティを重視して描かれているが、妻の略奪がきっかけで大戦争に発展するところなどはさすがに荒唐無稽な感じがする。
 ヘレンを奪い、戦争を引き起こさせた張本人のパリスが大胆な行動の割に、戦う方は兄ヘクトルに頼りっきりで情けなく、その割に最後の方では弓で遠くからアキレスを殺そうとするところなど、最後まで図々しいキャラで、演じたオーランド・ブルームはちょっと気の毒。ブラッド・ピット演じるアキレスはアクロバティックな戦い方が魅力でかっこよかったが、勝手に戦争に参加し、普通に戦場で死んだ従兄弟パトロクロスの死に激怒し、ヘクトルに一対一の対決を挑んだシーンでヘクトルがその戦いを受けたところは疑問に感じた。ヘクトルはどう考えてもアキレスの挑戦を受ける義務はないし、戦況を考えれば、一国の指揮官があの場で出向くのは納得いかない。それと、アキレスがそれほど正々堂々としたキャラなら、なぜ後にトロイの木馬という卑怯な作戦に参加したのかも不自然に思えてくる。
 大軍同士の戦闘シーンに関しては、「ロード・オブ・ザ・リング」を観た後では、それほどすごいものに感じられなかった。