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| タイトル | 白いカラス |
|---|---|
| 原題 | THE HUMAN STAIN |
| 公開年 | 2003 アメリカ |
| 監督 | ロバート・ベントン |
| 出演者 |
アンソニー・ホプキンス ニコール・キッドマン エド・ハリス ゲイリー・シニーズ |
| 内容 | 名門アテナ大学の学部長コールマン・シルクは講義中、欠席の学生に対して発した「スプーク」の一言が後に黒人学生に対する差別発言だと教授会で非難され、辞職に追い込まれる。さらにその知らせにショックを受けた妻も他界してしまう。半年後、湖畔で隠遁生活を送る作家ネイサン・ザッカーマンの家を訪ねたコールマンは職と妻を失った経緯を本にしてくれと依頼する。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 外見だけなら白人なのに、黒人の親から生まれたということで黒人としての生活を余儀なくされることに嫌悪感を憶え、母、兄、妹と絶縁して、自らの素性を隠して生きてきた男の話で、元夫につけねらわれる女性と恋愛を続ける元大学教授コールマンの現在の話とコールマンの回想話がうまくリンクされていないのが、どうにも腑に落ちない。彼の過去がフォーニアとの危険な恋愛に走らせたという構図が見えてこないのである。 また、映画全体を観る限り、作家ネイサン・ザッカーマンの視点で描かれている映画のはずなのにネイサンが全く関わらないシーンが描かれていることも不自然な気がした。 ただ、家族と絶縁してまでも白人としての自由な生き方を貫き通そうとする男の切ない人生と、白人社会の黒人差別の根深さはよく伝わってきた。 |