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| タイトル | 家族のかたち |
| 原題 | ONCE UPON A TIME IN THE MIDLANDS |
| 公開年 | 2002 イギリス |
| 監督 | シェーン・メドウス |
| 出演者 |
ロバート・カーライル リス・エヴァンス シャーリー・ヘンダーソン フィン・アトキンス キャシー・バーク |
| 内容 | テレビの公開番組に出演中、シャーリーに花束を抱えてプロポーズをしたデック。劇的な展開だったが、混乱した彼女の答えはノー。気まずいムードでデックとシャーリー、シャーリーの娘マーリーンは車で地元ノッティンガムへの帰路につくことになる。 プロポーズは断ったものの、娘も慕っているデックとの暮らしにシャーリーは不満がなかった。 ところが、そのテレビ番組をグラスゴーで観ていたシャーリーの元夫でマーリーンの父ジミーは、デックに対抗心を抱き、昔勝手に家を出ていったことを棚に上げ、ノッティンガムへ舞い戻って、シャーリーにアタックする。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | ヒューマン・コメディ映画。 結婚間近のカップルの前に昔の男が現れる展開というと、「ノー・ルッキング・バック」というエドワード・バーンズ主演の映画が思い出されるが、お国の違いなのか、こちらは最後は男にかっさらわれず、彼女と結ばれる逆の展開。 アメリカ映画だとどういうわけか家庭的な男は嫌われ、野性味のある悪そうな男になびくパターンが多いが、個人的には家族のために一生懸命になっている男と結ばれるパターンの方が見ていて気分がいい。 この映画では、彼女の意思ばかりを尊重していた気の弱いデックが、最後の自分の意志で彼女を元夫から自分の元へ引き止めるという成長により、彼女の心を射止めるという部分に見所がある。男は優しいだけじゃ駄目と言うことか。 一方でシャーリーも最初は元夫ジミーの魅力に心を奪われ、平穏な家庭より女としての幸せばかりを考えていたが、娘へのジミーの対応に初めて当たり前だと思っていたデックとの平穏な家庭の大切さを知り、自分を取り戻す成長ぶりも描かれている。 ただ、気になる点としては、デックのことをマーリーンが慕うだけの関係が思ったほど描かれていない点。序盤のそのあたりがもう少し描かれていれば、マーリーンが母親を置いてまでデックと一緒に街を出ていくと言ったシーンにも重みが出ると思う。 役者としてはデック役のリス・エヴァンスが初の非常に情けない役どころ挑戦でまたまた芸域が広がった。本当にうまい。 |