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タイトル ヴィレッジ
原題 THE VILLAGE
公開年 2004 アメリカ
監督 M・ナイト・シャマラン
出演者 ブライス・ダラス・ハワード
ホアキン・フェニックス
シガニー・ウィーバー
エイドリアン・ブロディ
ウィリアム・ハート
内容  1897年、ペンシルバニア州。深い森に囲まれ、外界から隔絶された人口60人ほどの村があった。自給自足で家族意識の強いこの共同体には3つの掟があった。「その森に入ってはならない」「不吉な赤い色を封印せよ」「警告の鐘に注意せよ」。村人たちは理由はわからないが、赤いものなら植物でも土に埋め、見張り台の鐘が鳴ると、それぞれの家の地下室に身を隠していた。
 そんな平和な村で寡黙な鍛冶職人ルシアス・ハントは外界への興味を強め、村の指導者たちに森に入ることの許可を何度も求めていた。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 閉鎖された村の謎を描いたサスペンス映画。
 今回はどことなく童話的な話で、テーマ的には「ザ・ビーチ」とかぶる。
 M・ナイト・シャマランも「シックス・センス」以来、作品のどんでん返しを常に要求されるようになり大変だろうが、正直、今回はしょぼさを感じた。これだけひっぱっといて、この程度の謎かという印象。
 設定的にもかなり無理がある。全ての村人に森へ入ることを禁止しているが、村の人口、施設や衣類、食料からして、どう考えても自給自足は不可能と思うのだが、この辺の問題をどうクリアしていたのか描かれていない。20年間、犯罪や感染病のような病気の問題に遭遇しないのも疑問。
 それと、皮を剥がれた動物の死骸のあたこちに置かれた件やドアに付いた傷などに関しても、村の秘密を知っているのが村の指導者たちだけだとすれば、かなり深刻な事態なのに犯人探しもせず、傍観者でいるのも不思議。
 とはいえ、退屈なストーリーを意外性のあるオチを期待させつつ、伏線をあちこち張って、最後まで引っ張るM・ナイト・シャマラン監督の手腕はさすが。オチがいまいちでもその努力に微笑ましく感じてしまう。