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タイトル イエスタデイ 沈黙の刻印
原題 YESTERDAY
公開年 2002 韓国
監督 チョン・ユンス
出演者 キム・スンウ
キム・ユンジン
チェ・ミンス
キム・ソナ
内容  2020年、南北が統一された後に建設された朝鮮半島の都市インター・シティで3ヶ月おきに政府と関わっていた科学者の連続誘拐殺人事件が起こる。特殊捜査隊SI(SPECIAL INVESTIGATION)の隊長ユン・ソクは、エリート隊員メイらと共に捜査にあたっていた。そんな時、アジア連合警察の犯罪分析官ノ・ヒス博士の養父である警察庁長官が白昼、謎の武装集団に誘拐される。長官の遺留品の中に1年前に誘拐事件で死んだ息子につけられていたペンダントと同じものがあったことを知ったユン・ソクはノ・ヒス博士と協力して捜査に当たることになる。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 近未来刑事アクション映画。
 ストーリー設定は細かい部分まで米テレビ・シリーズ「ダーク・エンジェル」に似ていて、その設定をベースに硬派な刑事ドラマを作り上げたという印象。
 近未来と言うからにはいろいろなハイテク・メカが出るが、どうにも特撮がしょぼく、安っぽい印象。また、この作品は映像の見せ方が拙くて、話の進行がわかりづらく、アクション・シーンもカメラ・ワークが悪くゴチャゴチャしていて、見づらい。
 しかし、中盤以降、主人公の仲間の刑事がどんどん死んでいく展開は結構ハードというか、やりすぎな気もするが、緊迫感はある。
 終盤で敵の正体と真の目的がわかり、これまでに築いた伏線と繋がってくるストーリー構成はよく練られていて、国家のクローン人間兵士計画の犠牲者となった主人公たちの悲哀と成長がラストまでには一つの形としてきちんと描かれている。これだけうまいシナリオを作っているのに映像の技量がついていかず、なおかつ「ダーク・エンジェル」の設定をパクっているのが実に残念。
 役者としては、主人公の刑事ユン・ソク役のキム・スンウの、過剰な演技をせず、ひたすら寡黙で心に苦しみを秘める演技ぶりはなかなかよかった。