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| タイトル | トゥ・ブラザーズ |
|---|---|
| 原題 | TWO BROTHERS |
| 公開年 | 2004 アメリカ |
| 監督 | ジャン=ジャック・アノー |
| 出演者 | ガイ・ピアース ジャン=クロード・ドレフュス フィリピーヌ・ルノワ=ボリュー フレディ・ハイモア |
| 内容 | 1920年代のカンボジア。ジャングルの荒れ果てた寺院で、双子の虎をその両親の虎が育てていたが、ある時、その寺院にイギリスの有名な冒険家エイダン・マクロリーが盗掘に現れる。エイダンは仲間を助けるため、父親の虎を射殺。逃げ遅れた一匹の子供の虎(クマル)を引き取る。しかし、仏像の盗掘を村長に密告され、エイダンは警察署に連行。クマルはサーカスに売られてしまうのだった。 |
| おすすめ度 | ☆☆☆★★ |
| 評 | 生き別れになった虎の兄弟とハンターと少年の交流を描いた映画。 ストーリー的には、シートン動物記の「タラク山の熊王」の虎バージョンという印象も受ける。本物の虎に演技させているだけあって、迫力やリアリティはあるが、その描写にはやや疑問符がつく。終盤のシーンで、ハンターのマクロリーと虎(クマル)、少年ラウールと虎(サンガ)が接触を持つシーンがあるが、マクロリーは何度か餌あげただけだし、ラウールも短い期間一緒にいただけなのに、1年ぶりの再会で虎がまるでペットのように懐いてしまうというのは犬や猫じゃあるまいし、何か不自然。クマルとサンガの再会でさえ、最初はお互いがわからなかったぐらいなのだから、人間なら普通は襲われるだろう。 それと、この作品、虎兄弟が主人公の割にはドラマの主体が人間側に置かれており、今ひとつ虎兄弟の描き方が弱い。特に生き別れになったサンガとクマルの再会までの人生に大きな差がないのも痛い。できうれば、一方は人間に親しみを持つ虎で、もう一方は人間に復讐心を抱く虎として成長し、再会するような展開も欲しかった。 その他では、マクロリーと行政長官ユージンの妻マチルドとの間に不倫に発展するような関係を思わせる描写をしておきながら、結局、何もなかったのも中途半端で、それなら、最初からそういうシーンを描くべきではなかったと思う。 |