ホワイト・ライズ
タイトル ホワイト・ライズ
原題 WICKER PARK
公開年 2003 アメリカ
監督 ポール・マクギガン
出演者 ジョシュ・ハートネット
ダイアン・クルーガー
ローズ・バーン
マシュー・リラード
ジェシカ・パレ
内容  広告業界で成功を収めたビジネスマン、マシューたちはホテルのレストランで結婚を間近に控えた婚約者レベッカを同席させ、中国の会社との商談を行っていた。マシューは店内の電話ボックスに電話をかけに行った際、先客がいたため、トイレに入る。その時、電話ボックスから聞こえた声に2年前、マシューの前から突然姿を消した恋人リサを思い出す。すぐにトイレを出て、後を追うが、リサは街の雑踏に姿を消す。リサへの想いが再び込み上げたマシューは、電話ボックスの中に残されていたホテルの鍵を手がかりに、婚約者に嘘をついて中国へ出張に行ったふりをして、現地に残り、リサ捜しを始める。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 仏映画「アパートメント」のリメイク。
 最初は自分の前から突然消えた恋人リサを仕事もほっぽり出して追い求める未練たらしい男マシューの映画かと思いきや、中盤から現れる謎の女性アレックスの登場で状況が一変。徐々にリサとの別れが偶然ではなく、アレックスの周到な計画であることが明らかになり、マシューとリサは再び出会えるのか、期待を抱かせる展開は秀逸。変に犯罪に走らないところもよかった。それと、現実と回想が交互に展開される構成は最初はわかりづらいが、ラストに向かってきちんと一つの答えに収束していくところは素晴らしい。 キャラクター的には、マシューとアレックスが一見被害者と加害者という構図ながら、実は一途な愛を貫き、その愛のためには平気で嘘を重ね、相手を尾行し、家宅侵入をし、現在のパートナーをも裏切っている点で同じというのも面白い。
 ラストは「アパートメント」と違い、リサを選ぶマシューだが、ストーカーっぽいダニエルを嫌っていたリサがあの後、本当にマシューとうまくいくのかは疑問。マシューは会社の先輩の妹との婚約を蹴ったあげく、中国の商談にも勝手にいかなかったことで会社はクビになり、多額の賠償金を請求されるかも知れないだろうし。