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| タイトル |
モディリアーニ 真実の愛 |
| 原題 |
MODIGLIANI |
| 公開年 |
2004 仏・英・伊合作 |
| 監督 |
ミック・デイビス |
| 出演者 |
アンディ・ガルシア
エルザ・ジルベルスタイン
オミッド・ジャリリ
エヴァ・ヘルツィゴヴァ |
| 内容 |
第1次世界大戦後の1919年、パリ、モンパルナス。
カフェ”ラ・ロトンド”では、年に一度の美術のコンテスト”サロン・デ・アルティスト”の話題で盛り上がっていた。画家として成功したピカソと絵の売れない異端児モディリアーニは常に対立していたが、二人がコンテストに参加したことはなく、まわりからは二人の対決を期待されていた。 |
| おすすめ度 |
☆☆☆★★ |
| 評 |
画家モディリアーニの最後の一年の人生を綴った人間ドラマ。
一部事実をベースにしているが、あくまで物語。
ピカソやユトリロなど有名芸術家の作品だけではなく、人間としての一面が見れて、興味深い。モディリアーニが家族のためにコンテストに参加し、作品を完成させるまでのくだりは、芸術家版ロッキーかと思わせる勢いがあった。
ただ、余命一年を宣告されたうえに、年中、酒浸りなのにモディリアーニの足腰や言動が結構しっかりしているのは、ちょっと腑に落ちなかった。また、赤ん坊を散々、彼女の両親に預けっぱなしにしていたくせにいざ施設に入れられたと聞くと、激怒して彼女の父親に襲いかかるモディリアーニの対応もわからない。前々から彼女の父親は施設に預けるような話をしているのだから、そんなに怒るのなら、早い段階で自分らで引き取るべきであろう。
ジャンヌに関してもモディリアーニに家族のために頑張るように言う割には、子供を親に預けぱっなしで子育てを放棄していて、いまいち献身的な女性という感じに見えず、モディリアーニのこと以外は眼中にない狂信的な女性に見えてしまった。
演出的には、コンテスト会場へ行く途中、酒場を立ち寄り、酒を散々飲んだ後、店を出て、暴漢に襲われるシーンは「アドルフの画集」とよく似ているうえに、結果としてあのシーンで死ぬわけでもないので、シーン的な重要性が薄い気がした。
全体的には、モディリアーニを軸にするのか、ジュンヌを軸にするのか、はっきり決めて、ストーリーを進めた方がよかった気がする。 |