ビー・クール
タイトル Be Cool
原題 BE COOL
公開年 2005 アメリカ
監督 F・ゲイリー・グレイ
出演者 ジョン・トラボルタ
ユマ・サーマン
ビンス・ボーン
ザ・ロック
内容  取立屋から一躍、映画プロデューサーとして成功したチリは、ある時、インディーズ・レーベルを経営するトミーからリンダという無名の歌手を売り出すための映画事業を持ちかけられるが、その矢先、トミーがロシアン・マフィアに襲われ、殺されてしまう。その夜、仕方なく、リンダに会いにクラブへ向かったチリは、そこで安っぽい衣装で時代遅れの歌を歌っていたものの、リンダの歌唱力の確かさを感じ取り、マネージャーになることを決意。リンダがニックと交わしていた不当な契約を強引に破棄して、彼女のプロモーション活動をトミーの妻イーディと共に開始する。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 「ゲット・ショーティ」の10年ぶりの続編。
 深夜に二階で寝ていた主人公たちが1階のテレビの音で起こされるシーンやレンタルのキャデラックのエピソード、キャラクター設定、全体の構成など、前作の焼き直しに近い。
 しかし、前作は、主人公自体にはっきりとした目標がなかったためなのかもしれないが、最後のオチで、どこまでが映画の撮影で、どこまでが本当の話なのか、こんがらがるようなラストにしてしまったので、意外性はあったものの、肩すかしで消化不良な印象があった。その点、今作は最終的にリンダのデビューを成功させるという目標が主人公にあったため、ラストをきっちり締めることが出来、前作よりもすっきりと観られた。
 また、ビンス・ボーンのヘタレなチンピラぶりやザ・ロックのゲイの用心棒も意外性があり、演技も光っていた。チリを演じたトラボルタの演技も10年ぶりながらきちんと前作を継承しており、文句なし。