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| タイトル |
私の頭の中の消しゴム |
| 原題 |
−− |
| 公開年 |
2005 韓国 |
| 監督 |
イ・ジェハン |
| 出演者 |
チョウ・ウソン
ソン・イェジン
ペク・チョンハク
イ・ソンジン |
| 内容 |
建築会社の社長令嬢で、服飾デザイナーのスジンは会社での不倫の恋に破れ、すさんでいた。そんなある夜、スジンはコンビニで購入したコーラを置き忘れたことに気づき、店に取りに戻った際、その店の入口で出くわした男が持っていたコーラを自分の物を置き引きしたと勘違いし、取り上げて飲んでしまう。後日、スジンは勤め先の会社のショールームの工事に急遽人手が必要になり父に依頼。父が職人気質の無愛想な男を派遣する。その男はスジンがコンビニで出会った男、チョルスであった。 |
| おすすめ度 |
☆☆☆★★ |
| 評 |
若くしてアルツハイマー病にかかってしまった妻を支える夫の純愛映画。日本テレビのドラマ「ピュア・ソウル」を原作とした映画化。
アルツハイマー病を不幸を盛り上げるための一要素として使っているのが見え見えな感じで、その要素がなければ、幸せ街道まっしぐらのいちゃつきカップルのおのろけ映画にしか見えない。スジンのキャラは、最初はつんつんしていて、いざ恋愛に落ちると、可愛く健気に一途に振る舞う韓国恋愛映画にありがちな類型的なキャラで、人間的魅力がない。チョルスの方も最初は無愛想な職人肌の大工というワイルド・キャラなのに、結婚後は建築士に合格し、背広を着、事務所まで構えて、将来有望なエリートみたいなキャラになってしまい、一貫性がない。
アルツハイマー病を本気でテーマに考えているなら、前置きが長すぎるし、妻がアルツハイマーになっても夫が愛を通し続ける作品にしては、その介護の苦労が描ききれていない。そもそも、スジンの家族に対して自分が面倒を見るといいつつも、アルツハイマー病の妻を一人残して、普通に出社しようとする夫なんて、本気で妻のことを考えている者なら、絶対にあり得ないし。
後、夫と別れ、遠くの看護施設に入院したスジンが一時的に記憶が戻ったといって、チョルスに手紙を送るシーンがあるが、後でチョルスが余計に苦しむことを考えるなら、手紙など普通は送らないのではないかと思う。
総評としては、感動を呼びそうなキャラ、設定、シーンをきれいに配置して、泣ける映画を作ってみましたという感じのお手軽CM的な作品といえる。 |