タイトル ゲド戦記
原題 −−
公開年 2006 日本
監督 宮崎吾朗
出演者 (声)
岡田准一
手蔦葵
菅原文太
内容  多島海世界アースシー。世界で最も偉大な魔法使いで「大賢人」と呼ばれていたハイタカ(真の名ゲド)は、旅の途中でエンラッドの王子アレンと出会う。アレンは父王を刺して国を飛び出し、‘影’に追われ、放浪中の身であった。
おすすめ度 ☆☆★★★
 ストーリーのテンポが悪く、展開にも緩急がなく、冗長な印象を受ける。声優陣が軒並み説明臭い台詞連発で、ストーリー自体は悪くないが、聴いているのが辛い。
 アレンの父親殺しは重要な要素なのにアレンと父親の関係を描写したシーンもなければ、なぜ殺したのか、アレンが深く葛藤するシーンもない。それでいて、やたらと禅問答のようなやりとりが多いので、退屈。
 テルーの正体が竜というのもどうにも説明不足で、彼女が竜なら、もっと早く魔女を倒すことも出来たのではないかと思うし、一度死ぬまで竜の記憶が封印されていたとするなら、自分の真の名を知っていたり、過去の顔の火傷についての記憶が残っているのは不自然と言うことになる。
 後、本来のストーリー展開からいけば、ハイタカと魔女との因縁話なのだから、この二人で決着をつけるべきではないかと思うのだが、ハイタカが最後は全く傍観者にしかなっていなかったのがやや不満。
 ラストでアレンは罪を償うため故郷へ帰るといってテルーたちと別れるが、動機もなく国王である父を殺し、剣を奪った強盗殺人である以上、極刑は免れないかもしれないのに笑顔で送り出すテルーたちもどうかしてると思うし、アレンも吹っ切れすぎ。