トリスタンとイゾルデ
タイトル トリスタンとイゾルデ
原題 TRISTAN & ISOLDE
公開年 2005 アメリカ
監督 ケビン・レイノルズ
出演者 ジェームズ・フランコ
ソフィア・マイルズ
ルーファス・シーウェル
デビッド・パトリック・オハラ
内容  ローマ帝国崩壊後、アイルランド王の権力下に置かれていたイギリスでは、アイルランド王に対抗するため、領主アラゴンに呼びかけに応じて、イギリス各地の領主が集まり、タンタロン城で同盟の締結に向けた会合が開かれようとしていた。しかし、そこへアイルランド軍が乱入。アラゴンは夫人もろとも殺され、アラゴンの幼い息子トリスタンはコーンウォールの領主マークに助けられるが、マークは片方の手を失う。
 9年後、マークのもとで立派な大人に成長したトリスタンは、ある時、アイルランド軍に拉致された村人を助けるため、待ち伏せ作戦を敢行。作戦は成功し、アイルランドの武将モーホルトを倒すが、自身も敵の毒の剣で重傷を負い、マークの甥メロートの計らいで王家の葬船に乗せられた。死を待つばかりのトリスタンだったが、船はアイルランドの海岸に流れ着き、アイルランド王の娘イゾルデに発見され、助けられる。
おすすめ度 ☆☆☆☆★
 命の恩人の王への忠義とイゾルデへの愛の板挟みに苦しむトリスタン、王の娘として生まれたばかりに政略結婚の道具として人生を束縛されながら、真実の愛を貫こうとするイゾルデ。中世を舞台にした悲運な恋愛劇だが、忠義と愛、両方を最後まで貫き通し、死んでいったトリスタンの騎士道精神に心を打たれた。トリスタンのイゾルデとの不倫という裏切りに一度は失望したマーク王も事情を知り、自分の身の危険を度外視して、二人を自由にする手助けをする寛容さも心憎い。
 ただアイルランド王はたった一人の娘なのに娘への愛情などまるっきりなく簡単に政略結婚の道具に使用する点は彼に跡継ぎがいない点を考えても、ちょっと腑に落ちなかった。
 戦闘シーンはカメラ・アングルが悪くて、映像が見にくく、演出上も迫力に欠けた。