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| タイトル |
トゥモロー・ワールド |
| 原題 |
CHILDREN OF MEN |
| 公開年 |
2006 アメリカ |
| 監督 |
アルフォンソ・キュアロン |
| 出演者 |
クライブ・オーウェン
ジュリアン・ムーア
キウェテル・イジョフォー
チャーリー・ハナム
ダニー・ヒューストン |
| 内容 |
2027年、人類に子供が誕生しなくなってから18年の歳月が経過していた。その年の11月16日、人類最年少の子供、18歳のリカルドがファンとのトラブルで死亡した。既に世界各地の国家は崩壊状態にあり、イギリスだけがかろうじて治安を維持していた。イギリスのエネルギー省官僚のセオはある日、武装した集団に拉致される。アジトに待っていたのは元妻ジュリアンで、彼女は反政府組織「FISH」のリーダーであった。
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| おすすめ度 |
☆☆☆★★ |
| 評 |
子供が生まれない世界で奇跡的に生まれた子供と母親を守り抜く男のヒューマン・サスペンス。
18年間子供が生まれなくて世界各国が崩壊、イギリスだけが独裁国家作ってるなんてオープニングから始まるところは、「Vフォー・ヴェンデッタ」や「ウルトラヴァイレット」のような近未来SFだが、ストーリー自体は「戦場のピアニスト」のような一般人の主人公が武器を持たずに戦場の中をくぐり抜ける戦争サバイバルものという印象。
気になるのは、18年間子供のいない世界=世界崩壊、治安悪化という安易な構図でこの映画が作られている点。子供が次第に生まれなくなると、社会機能はどのように失われ、人々の生活はどう変わっていくのか、政府が急激な出生率低下にどう対処してきたのかといった背景的な部分は全く無視されている。
18年子供が生まれず、人類が滅亡していこうとしている世界で、奇跡的に子供が生まれたことから発するドラマなのに、背景度外視で、戦争サバイバルではリアリティに欠ける。せめて、なぜ子供が生まれたのか、なぜ子供が生まれなかったのかの原因究明ぐらいはして欲しかったところ。
後、仲間を裏切り、民間人を平気で殺すような組織になぜ人道的な活動家の女性ジュリアンが参加して、リーダーになったのかがわからない。普通、メンバーを見たら、この組織に子供を任すなど危険なことぐらいわかりそうなものだが。
とはいえ、主役のクライブ・オーウェンはいい演技しているし、展開そのものだけを見れば、普通に逃避行サスペンスとして楽しめる。
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