オール・ザ・キングスメン コレクターズ・エディション
タイトル オール・ザ・キングスメン
原題 ALL THE KING'S MEN
公開年 2006 アメリカ
監督 スティーブン・ゼイリアン
出演者 ショーン・ペン
ジュード・ロウ
ケイト・ウィンスレット
ジェームズ・ガンドルフィーニ
マーク・ラファロ
内容 ルイジアナ州メーソン市。学校の教師を妻に持つ郡の出納官ウィリー・スタークは、校舎建設入札の不正に絡み、役人の汚職を糾弾した。しかし、市民の支持を得られず、職を辞すことになる。
 しかし、欠陥工事により、校舎で死亡事故が起きたことから、クロニクルの記者ジャックがウィリーのことを記事にし、ウィリーの支持が高まった。彼の人気を利用し、州の役人タイニー・ダフィは次の知事選候補にウィリーを祭り上げ、立候補させる。最初は対立候補の票を減らすための当て馬だったが、ジャックからアドバイスを受けた彼の演説が農民や貧しい労働者の心をとらえ、ウィリーは知事に当選してしまう。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 役人の不正や労働者の救済を訴えて、貧困層からの支持を得、州知事になった男が、富裕層に挑戦状を叩きつけ、のし上がろうとする野望とその失墜を描いた映画。
 ウィリーは州知事になって、何をしたかったのかが見えてこず、映像の中では、貧困層のために懸命に戦っているという感じが観られなかった。逆に何の躊躇いもなく汚職や恐喝に手を出し、用心棒を引き連れたり、愛人を囲っているとか、ヤクザ的な負の部分ばかりが描かれ、徐々に追いつめられていく彼に感情移入しづらくなっている。
 最初は純粋に理想を訴えていた男が、政治の世界に身を投じ、正攻法だけではうまくいかない現実に直面し、徐々に悪に染まっていく展開なら、まだ理解できるが、これでは、ただのマフィア映画と大差ない気がする。