タイトル パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
原題 PIRATES OF THE CARIBBEAN : AT THE WORLD'S END
公開年 2007 アメリカ
監督 ゴア・ヴァービンスキー
出演者 ジョニー・デップ
オーランド・ブルーム
キーラ・ナイトレイ
ステラン・スカルスゲート
内容  デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー(海の墓場)からジャック・スパロウを救出するため、“世界の果て(ワールド・エンド)”への航路を示すサオ・フェンの海図を手に入れるため、ウィル、エリザベス、バルボッサたちはシンガポールの海賊長サオ・フェンのもとを訪ねる。
おすすめ度 ☆☆☆★★
 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ第3作。
 前作では多数の新キャラ登場や多くの伏線、大迫力の艦隊戦や怪物クラーケンなど、見所満載だったのに比べると、今回は明らかにスケールがダウンした。特撮レベルが落ちているわけではないが、新味が感じられない。
 前半、死んだジャック・スパロウをウィルたちが海の墓場からブラック・パール号ごと救出するという展開は、ちょっとファンタジックすぎる気がした。もともとファンタジーな世界とは言え、人が簡単に生き返ったり、不死身になったりする展開は物語に重みがなくなる。
 今回もジャック、ウィル、エリザベスは互いの目的のために裏切ってばかりといういつもの展開。最後に海賊の首領たちと団結して戦うはずだったのに、結局、ディヴィ・ジョーンズの幽霊船との一騎打ちで決着が付いたのでは、何のための団結だったのか、よくわからない。ベケット卿ももう少し策士かと思ったら、最後は呆気なくやられてるし。
 最後でウィルとエリザベスは結婚するが、ウィルは幽霊船の船長になってしまい、十年に一度しか会えないのに彼女を結婚という鎖で縛っておくのは、最初にウィルで悩んでいたように束縛を嫌うエリザベスにとっては不幸なように思う。
 ラストでは子供も産まれ、互いに会えなくてもウィルとエリザベスの愛が続いてるように描かれているが、それまで散々、ジャックとエリサベスの恋のシーンを見せられてきた者からすると、疑わしく思ってしまう。
 そういう一途な展開にするのなら、エリザベスがジャックに惹かれるシーンは描くべきではなかったように思う。
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