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| タイトル |
イラク −狼の谷− |
| 原題 |
KURTLAR VADISI : IRAK |
| 公開年 |
2006/トルコ |
| 監督 |
セルダル・アカル |
| 出演者 |
ネジャーティ・シャシュマズ
ビリー・ゼーン
ハッスン・マスード
ゲイリー・ビジー |
| 内容 |
2003年7月4日、イラク北部クルド自治区で同盟国の米軍がトルコ秘密司令部を襲撃し、トルコ兵を連行。屈辱を受けたトルコ将校スレイマンは自殺。復讐のため、元トルコ秘密諜報員ポラットは、襲撃を指揮した元軍人のサム・マーシャルのいる場所へ向かう。 |
| おすすめ度 |
☆★★★★ |
| 評 |
テロリストが悪いアメリカ人をやっつけるC級アクション映画。
ストーリーと特撮は、かなりひどい出来。なぜ同盟国のトルコ兵を米軍が連行するのかもわからないし、それを指揮したのが、米軍将校ではなく、元米軍人の有力者というのもわけわからない。
そもそも、主人公はその命令を指揮したのがサム・マーシャルだとどうして確信したのかも描かれていない。
反米映画なのに、敵を米軍そのものにしないあたり、妙に気をつかっているのが小市民的。テロリストを主人公にしつつも、一般の人は犠牲にしないとか、自爆テロはよくないとか言ってるし。少々、偽善的な気がする。
終盤、なぜか敵のボス、マーシャルがわざわざ危険を冒さなくてもいいのに本人自ら部隊を率いて、主人公たちを襲うのだが、主人公たちの攻撃は完璧に当たって、敵の攻撃はほとんど当たらず、当たって負傷しても、次のシーンではまるで何もないように元気に動いている。結局、敵は全滅だが、何ともリアリティが全然なかった。
見所としては、ストーリーにイスラム圏の文化が感じられるところと、ビリー・ゼーンが禿頭の二枚目ボスを怪演したところ。 |