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| タイトル |
ウィッカーマン |
| 原題 |
THE WICKER MAN |
| 公開年 |
2006 アメリカ |
| 監督 |
ニール・ラビュート |
| 出演者 |
ニコラス・ケイジ
エレン・バースティン
ケイト・ビーハン
フランセス・コンロイ |
| 内容 |
カリフォルニア州の白バイ警官エドワード・メイラスは、8年前、自分の前から突然、姿を消した婚約者ウィローから消印のない手紙が届く。その内容は、彼女の故郷の島サマーズ・アイルで自分の娘ローワンが2週間前から行方不明になっているから探すのを手伝って欲しいという内容だった。 |
| おすすめ度 |
☆★★★★ |
| 評 |
元婚約者の手紙で娘を捜しに謎の集団の住む孤島を訪れた警官のサスペンス映画。1973年「ウィッカーマン」のリメイク。
役者は豪華だが、ストーリー、設定、演出など映画としての基本部分が破綻している。
まず、設定として、現在のワシントン州に属する島でいくら個人所有とはいえ、ライフラインの設置を拒み、カルト的な集団の住む無法な島の存在を行政が許しているのは不自然。また、主人公にしても曲がりなりにも法を順守する警察官という設定なのに最初から不法侵入や脅迫、暴力など極端で、もう少し仲間と協力したり、慎重な捜査を行うとかしてもよさそうな気がする。
ストーリー的には、主人公は、娘探しと思って島に来てみたら、実は娘探しを依頼した元婚約者と婦人警官をも含めた島民ぐるみの罠で、主人公自身が豊作祈願の儀式の生贄にされ殺されてしまうという救いも何もない話で、実はターゲットが主人公自身だったという意外性だけは光るが、ミステリーとしては主人公が犯人なのと同じくらい禁じ手なオチだと思う。
演出的には、最初に主人公の目の前で事故死したのに死体が消えた親子は何だったのかの説明がない。その割にフラッシュバックで主人公に何度もその映像を見せている。第二に島民は主人公が目的なら、最初に蜂に刺されて倒れた時になぜ拘束せず、最後まで引っ張ったのか。しかも、主人公が向かう先、向かう先で都合よく手がかりを残して、主人公を弄んでいるが、そこに何の意味があるのかも不明。
ラストは、ホラー映画にありがちな新たな犯行を予告させるオチで、興ざめ。 |