劇場以外、もしくは1998年以前に観た映画の批評。あくまで記録用です。

メル・ブルックスの新サイコ HIGH ANXIETY 1978 ☆☆☆ サスペンス・コメディ
メル・ブルックス、マデリーン・カーン、クロリス・リーチマン
前任の館長の死により新しく精神病院の館長となったソーンダイク博士だったが、その精神病院では裏で犯罪が行われ、事件を探ろうとした博士は命を狙われる。
ストーリーは一応硬派なサスペンス映画だが、随所に出てくるショート・ギャグがくだらなすぎて笑える。特に「サイコ」のシャワー・シーンのパロディは必見。後半、まともなストーリーになって、面白さがペース・ダウンした。邦題の「新サイコ」だが、パロディ部以外は「サイコ」とは関係なし。原題は高所恐怖症の意味。
猛獣大脱走 WILD BEAST 1983 ☆☆ ホラー
ジョン・アルドリッチ、ロレーヌ・ド・セル、ウーゴ・ボローニャ
工場排水に含まれた麻薬物質が水道水に紛れ込み、それを動物園の動物が飲んでしまったため、動物が大暴れし、街はパニックに。
アイデアは面白いが、動物に人間を襲わせるスチュエーションに苦慮したと思われ、動物が脱走してからは、何か無理矢理暴れさせてるという展開で方向感のない気がする。特に凶暴性が麻薬性の水で増したというのなら、動物同士の共食いが発生してもよさそうなのに、なぜ人間を襲うのかよくわからない。特にラストで麻薬性の水を飲んだ子供が大人を殺す場面もあるが、なぜ子供同士では殺し合わないのか、何で協力しあっているのか不思議。誰かに操られているのと、薬でおかしくなっているのを勘違いしていると思う。
わざわざ車の中に鼻を突っ込んで、鼻を人の首にまきつけて絞殺する象には笑った。そこまでして人を殺したいのか。